子犬が散歩デビューをしてから、飼い主と楽しそうに並んで歩くこともできるようになり、他の犬とも堂々とあいさつ。社会化もしつけもトレーニングもすべてうまくいった~!っと油断していると、新たな困りごとが起きてしまうこともあります。
たとえば急にリードがピンと張ってグイッと引きずられ、バランスを崩してしまうこともあるでしょう。子犬に何があったのかと思って見れば、地面に落ちている得体の知れないものを食べようとしている瞬間かもしれません。
落ちているものを何でも口にしてしまう拾い食いは飼い主を悩ませる問題のひとつです。確認する間も止める間もなくガツガツと食べてしまいます。
では、どうすれば散歩中に犬の拾い食いを防ぐことができるでしょうか。そのアイデアをいくつか紹介します。
犬が見つけたものを確認したり食べたりしたいと思うのは自然なことで、危険なものや気持ち悪いものであってもそれは関係ない、とジャーニードッグトレーニング のオーナー、ケイラ・フラットさんは言います。犬がウンチや生ゴミまでムシャムシャと食べてしまうのは、犬のDNAに組み込まれているからなのです。
「犬は自分の口を使って確認したいという最も基本的な衝動に従って行動しているので、見つけたものや気になったものをすべて口にしてしまうのです」とフラットさん。しかも「それは珍しいことではありません」とのこと。
フラットさんによれば、多くの子犬は成長に伴い、何でも口にする時期から脱していくそうです。しかし危険なものが落ちていることもあるため、おなかを壊すだけではすまず、動物病院に駆け込まなければならない事態になる可能性もあります。拾い食いによる誤飲の事故には要注意。犬が口に入れるべきではないものを避けるように、飼い主がトレーニングすることが大切です。
子犬は生後1年間、ワクチン接種のために複数回の通院が必要になる場合があります。成犬は一般的に年に1回の検診が効果的ですが、高齢犬や特別なケアが必要な犬は、より頻繁な検診が必要になる場合があります。
見つけたものを拾い食いするのをやめさせるための最初の重要なステップは、「ちょうだい」や「放して」という号令を教えることです。子犬の幼稚園 という犬のしつけ教室のオーナーであるサンディ・オットーさんは、飼い主に毎日練習をするようアドバイスしています。
この練習方法は家でも簡単に実践できます。
この練習を繰り返せば、犬は「ちょうだい」という号令でくわえたものを放すことを覚えてくれます。
もうひとつの役立つ方法は、犬の注意をそらすことです。犬と楽しく遊んだりおいしいフードをあげたりしていれば、飼い主を期待して見る習慣がつきます。散歩のときに犬の気を引けるおやつを持って行くのも良い方法です。
子どもと同じように犬にも衝動(とっさの行動)を抑えるように教えることができます。フラットさんは犬が落ちているものや気になるにおいに鼻を近づける前に、飼い主に意識を向ける習慣をつけさせるゲームを提案しています。その一つは「相談」ゲームです。
このゲームは、犬が何かをしたくなったときに立ち止まって飼い主に相談するように教えられます。衝動的に拾い食いなどをする前に、一旦止まるしつけにもつながります。
これらの方法は犬が拾い食いの衝動を抑えるために多少役立つかもしれません。とはいえ見つけたものを食べるのは犬の本能なので、根気強く練習することも大切。犬が拾い食いをしそうなものが落ちている道を歩かない、飼い主が先に見つけて迂回する、といった配慮も必要です。
もし愛犬の拾い食いの原因が好奇心や食欲だけではないと思ったら、動物病院に相談しましょう。犬が衝動的に食べ物以外のものを食べる原因についてWag! は、多くはないものの異食症と呼ばれる病気も報告されています。犬が目についたものを手当たり次第に食べる傾向を示す症状です。米国動物虐待防止協会(ASPCA)は、子犬が変わったものを噛むときは、歯が生えかけている、ストレスを感じている、といった他の原因にも注意することを勧めています。
愛犬と一緒にしつけやトレーニングに取り組み、一緒に楽しく勉強する習慣をつけましょう。散歩中にも飼い主に意識を向けたり、呼びかけに応えたりすることで、絆はいっそう強くなります。散歩をただ歩くだけのものではなく、自然に触れながら飼い主とのコミュニケーションを楽しむ時間に変えましょう。
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