新しい家族。ずっと一緒にいようね。

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新たに犬を迎える方へ

 

新しいペットとの暮らしをスムーズにスタートするための役立つ情報をご紹介します。

新しい愛犬との生活で知っておきたいこと

家族に新しいペットを迎えるのはとてもわくわくする一方で、準備が整っていないと不安やストレスにもなりがちです。ここでは、最初の1週間、1か月、6か月といった、それぞれの時期ごとの特徴や必要なケアなどをご紹介します。各ライフステージごとに、これからの暮らしをイメージしてみましょう。

最初の1週間:

子犬はエネルギーいっぱいで好奇心旺盛。夜泣きやカーペットでの失敗に備えながら、たくさんの愛情を注いであげましょう。子犬の成長過程については、こちらでより詳しくご紹介しています。 

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迷子札やマイクロチップの情報が最新になっていることを確認する。
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必要なグッズを揃える。
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失敗はつきもの。
クレートトレーニングは早めに始める
のがおすすめ。
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子犬はいたずら好き。
部屋の中を子犬仕様に整える。

最初の1か月以内:

最初の興奮は落ち着いてくるものの、まだまだ元気いっぱい。毎日遊びの時間を確保してあげしましょう。

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獣医師の診察を受けて、
健康状態をチェックする。
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家族や友人とふれあわせて、
社会化を始める。
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新しい環境に慣れてきたら、まわりとの安全な関係を築くために
基本的なしつけトレーニングを検討する。

最初の6か月以内:

この頃には体つきも成犬に近づいてきます。毎日の健康的な習慣を続けましょう。

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他の犬と会う機会が増える前に、
追加のワクチン接種
を受けておく。
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受診する際に、
ノミ・ダニ予防
について獣医師に相談する。
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散歩をスムーズにするため、
リードトレーニングを開始する。
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近所だけでなく、少し遠くへのお出かけも視野に、
便利なお出かけチェックリストで準備を整えましょう。

最初の1週間:

新しい環境や家族に慣れるまでには時間が必要です。最初はマーキング、隠れる、家の中を探検するといった行動が見られるかもしれません。焦らず、やさしく見守ってあげましょう。

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成犬でもいたずらすることがあるため、
家の中の安全対策を忘れずに行う。
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迷子札やマイクロチップ
の情報が最新になっていることを確認する。
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他のペットや家族との対面
は少しずつ時間をかけて行い、安心できる環境づくりをしてあげる。
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トイレのしつけが済んでいる犬でも、新しい家に慣れるまでは
クレートトレーニングを取り入れる
のもおすすめ。

最初の1か月以内:

新しい家族として馴染んでくるこの時期は、健康的な生活リズムや行動を身につけさせる絶好のタイミングです。

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新しく迎えた犬の健康を確認するために、
獣医師の診察を受けて
アドバイスや適切なフードについて尋ねる。
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受診する際に、
ノミ・ダニ予防
について獣医師に相談する。
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追加のワクチン接種やブースター接種
が必要な場合もあるため、獣医師に確認する。
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まだまだエネルギーが有り余っている時期。たくさん遊ぶ時間を設けてあげましょう。

最初の6か月以内:

この頃には、愛犬もすっかり家族の一員と感じられるようになっているはずです。安心できる関係が築けてきた今こそ、新しいトレーニングや楽しい体験を一緒に始める絶好のタイミングです。

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お出かけや旅行もそろそろ検討できる時期。
犬用旅行チェックリスト
で準備をしておきましょう。

最初の1週間:

O高齢犬には年齢に応じたケアが必要です。若い犬より活発さは控えめかもしれませんが、健康状態への配慮を最優先にしてあげましょう。シニア期もいきいきと過ごすためのヒントを確認してみてください。

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年齢に関係なくいたずらは起こるもの。
家の中の安全対策を忘れずに。
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迷子札やマイクロチップの情報
が最新になっていることを確認する。
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他のペットや家族との対面
は少しずつ時間をかけて行い、安心できる環境づくりをしてあげる。
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多くの高齢犬はすでにトイレのしつけが済んでいますが、新しい家に慣れるまでの間は
クレートトレーニングを取り入れる
のもおすすめ。

最初の1か月以内:

活発に走り回ることは少なくなっても、軽い運動や遊びを取り入れることで、シニア期も健康に過ごすことができます。

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獣医師を受診
して、健康状態の確認と適切なフードについてアドバイスを受ける。
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受診する際に、
ノミ・ダニ予防
について獣医師に相談する。
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子犬ではなくても、
追加接種やブースター
が必要なことがあります。獣医師に確認を。
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子犬の頃より動きがゆっくりになっても、
遊び感覚でできる楽しいエクササイズ
を取り入れましょう。

最初の6か月以内:

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個性も少しずつ見えてくる時期。
ユニークな行動やしぐさの意味を理解する
ことが、最適なケアへの第一歩です。
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年齢に関係なく、高齢犬にもお出かけの楽しみを。
犬用旅行チェックリスト
で準備を整えておきましょう。
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何歳からでも新しいことは学べます。
できるだけ早くトレーニングを始めましょう。

よくあるご質問(犬のペットペアレント)

新しく犬を迎えると、気になることが山ほどあるもの。そんな中でも、よくあるご質問をまとめました。

次のような基本的なアイテムにかかる費用を、あらかじめ予算に入れておきましょう。

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動物病院の診察費
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リード
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クレート(ハウス)
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迷子札
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ゲート
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フード&ウォーターボウル
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首輪
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ベッド/寝具
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グルーミング用ブラシ
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爪切り

このほかに、定期的に買い足す必要のあるアイテムもあります。

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シャンプー
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ドッグフード
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フィラリア予防薬
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ノミ・ダニ対策製品
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おもちゃ
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おやつ

犬を家に迎える前に、一緒に住む家族全員で役割や迎え方を確認しておきましょう。

子犬は元気いっぱい。 いろんなものをかじったり、飛びついたり、マーキングすることがあります。

一方、高齢犬は若い犬に比べて体力が落ちていることが多いため、安心して過ごせるように、無理をさせない接し方を子どもや他の家族と共有しておきましょう。

クレートトレーニングは特にトイレのルーティンを整えるためや、留守中に安心できる場所を提供するために役立ちます。

健康な犬でも、年に1回は動物病院で健康診断を受けましょう。犬は痛みや不調を隠すことがあるため、普段の様子をしっかり観察し、「いつもと違う」サインに早く気づくことが大切です。

ライフステージに応じて、与えるフードを調整しましょう。

子犬(1歳未満)

適切な発育と健康な成長をサポートする子犬用フードを与えることが重要です。将来的な体の大きさに合わせて必要な栄養がしっかり摂れるフードについて、獣医師に相談しましょう。

成犬(1〜7歳)

健康な成犬には、バランスの取れた高品質な成分を含む成犬用フードが必要です。抗酸化成分やオメガ6脂肪酸など、日々の健康維持をサポートする栄養素が含まれているものを選びましょう。

高齢犬(7歳以上)

高齢犬には、たんぱく質やリンの量を抑えつつ、ファイトニュートリエントやL-カルニチンなどの関節の動きや脳の健康をサポートする栄養素を含むフードがおすすめです。
年齢に合わせたケアができるシニア用フードを選びましょう。

一般的なイメージとは異なり、犬に人間の食べ物を与えることはおすすめできません。肥満、歯のトラブル、胃腸の不調、偏食などの原因になることがあります。与えてはいけない食材を知っておくことは、健康リスクを減らすためにも重要です。

人間の食べ物をおやつ代わりに与えるのではなく、犬用の健康的なおやつについて、獣医師に相談しましょう。

犬の年齢に関係なく、健康で幸せな生活を送ってもらうには費用がかかります。米国動物虐待防止協会(ASPCA)によると、年間の飼育費用は約$420〜$780(約6万~11万円)とされています。これには、急な通院やおもちゃの衝動買いなどは含まれていません。身体的・精神的・経済的にきちんとお世話ができる準備を整えたうえで、犬を迎えましょう。

犬は口を使って世界を感じています。物を噛むことでストレスを和らげたり、不安を表現していることもあります。あるいは、単純に退屈しているだけかもしれません。このような行動は根気よく対処すれば改善できます。焦らず、いろいろな対策を試してみることが大切です。

家具や家の中での排尿を「わざと」や「反抗」と思いがちですが、実際には、不安や体調不良が原因であることが多いです。

また、不安が消化不良の症状で表われることもあります。そのため、すぐに食事を変てしまうのは、かえって症状を悪化させることがあるので注意が必要です。

大切なのは、希望を失わず、焦らず取り組むことです。家庭に慣れてきて、健康面にも問題ないことが受診してわかれば、あとは屋外でトイレがうまくできたときにたくさん褒めてあげて、よい習慣を定着させていきましょう。

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