秋田犬

秋田犬

海外で大人気!モフモフ犬の日本代表
サイズ
体重
雄 29~50kg
雌 29~50kg
体高
雄 69cm
雌 64cm
被毛
長さ
中毛
ケア
運動量
平均
エネルギー
平均的
寿命
10~12年
要求
Moderate
特性
鳴き声
いびき
よだれ
抜け毛
社会性
社会性
原産国:日本
この犬種について
海外で大人気!モフモフ犬の日本代表
性格
ザ・日本犬、ワンオーナードッグ 知的で落ち着いており、飼い主に忠実(ワンオーナードッグ)、従順で愛情深く接します。一方で感覚が敏感で神経質、警戒心・自立心が強いところもあるので、ちょっとした物音に吠えたり、不安や恐怖等自身が受け入れられない状況で攻撃的な面を見せることもあります。飼い主に対しても頼れるかどうかを自身で判断してしまう賢さもあり、飼い主と認めないと指示を聞かず、時には攻撃的な態度をとることがあります。しっかりとしつけを行うこと、小さい時から様々な経験をさせ社会性を身につけさせることが必要です。
知っておくべきこと
一貫性を持って接することが、上手に暮らす第一歩 まず、しっかりと認識しなければならないのは、賢い犬だということです。飼い主が一貫性のない行動をとったり、頼りない素振りをすれば、すぐに見抜いてしまい、愛犬からの信頼は失ってしまいます。あまりにも頼りない場合には、飼い主の言うことをきかなくなってしまうかもしれません。 逆に飼い主が強さを強調しすぎて、威圧的な行動をとることによって、不安感を感じてしまう秋田も最近見かけるようになってきました。"きちんとした態度で接すること"が秋田と暮らすために、飼い主がまず、心がけなければならない鉄則です。 気をつけたい病気には、大型犬に多い股関節形成不全が秋田でも見られます。また、皮膚が弱い傾向があるので、皮膚にべたつきがないか、痒がっている様子がないかなど、常にチェックをするようにしましょう。そのほか眼の疾患が見られることもあります。定期的な健康診断を受けるようにしましょう。
歴史
明治維新以降には、絶滅の危機に。歴史に翻弄されながらも、愛好家たちの努力により今日の秋田に 古来より秋田地方には秋田マタギ犬(熊猟犬)がいました。しかし1868年(明治維新)以降、秋田マタギと土佐やマスティフとの交雑が行われました。そのため、より大型化したのですが、スピッツタイプの特徴は失われてしまったのです。 しかし古来の秋田の風貌が失われることを危惧した研究家たちの努力によって、1919年に天然記念物保存法が発令され、保存運動が起こりました。秋田は大型日本犬として改良保存が図られ、その結果、1931年に9頭の優秀犬が天然記念物として指定を受けました。 ところが第2次世界大戦(1939-1945年)中、軍用の防寒衣料として犬の毛皮を使用するため、軍用犬のジャーマン・シェパード・ドッグ以外の犬には捕獲命令が出されます。捕獲を逃れる目的で、秋田にジャーマン・シェパード・ドッグを交配したため、益々、交雑が進んでしまいました。 その結果、終戦(1945年)後には、再び頭数が激減し、タイプも風貌もさまざまになってしまいます。しかし愛好家たちが、マタギ秋田タイプの犬たちを繁殖の基礎に使って、本来の犬質を最大限に活かした繁殖を行い、今日の秋田を作り上げたのです。