ドーベルマン

ドーベルマン

クールでかっこいい!警察犬にも家庭犬にもなれる優れた素質の持ち主
サイズ
体重
雄 29~41kg
雌 29~41kg
体高
雄 66~71cm
雌 61~66cm
被毛
長さ
短毛
ケア
運動量
1日40分以内
エネルギー
とても活発
寿命
10~12年
要求
Moderate
特性
鳴き声
いびき
よだれ
抜け毛
社会性
社会性
原産国:ドイツ
この犬種について
クールでかっこいい!警察犬にも家庭犬にもなれる優れた素質の持ち主
性格
家族に忠実で訓練意欲が高い おだやかで友好的な性格で、家族にはとても忠実です。世界中で警察犬として活躍しているほど高い能力があり、コンパニオン・ドッグとしても人気の理由でしょう。家族と一緒に行動することを好むのでトレーニングしやすく、教えたことに熱心に取り組みます。威厳のあるたたずまいなのに甘えっ子というギャップに惹かれる人も少なくありません。
知っておくべきこと
コミュニケーションを兼ねた運動とトレーニングを行う ドーベルマンは飼い主さんと一緒に活動することを好むため、コミュニケーションをはかりながら遊ぶこともポイントです。ジョギング、ボール投げ、おもちゃの引っ張りっこなどの犬と一緒に楽しめる運動や遊びを取り入れると、良好な関係を築くこともできて一石二鳥です。 活発な犬種なので、散歩だけでは十分な運動量を満たせません。ときには貸し切りドッグランなどで思い切り走れる機会をつくってあげることも必要です。犬のために時間と体力をかけてあげましょう。 トレーニングへの意欲が高いので、オスワリやマテなどの基本の号令、トイレのしつけを教えた後も、コミュニケーションを兼ねていろいろな指示を覚えさせましょう。オビディエンスなどの訓練競技やアジリティーなどのドッグスポーツなどにチャレンジするのも良い方法です。 警戒心が強い傾向があるので、子犬の頃から社会性を身につける社会化トレーニングを行いましょう。特に訪問者に対して過剰な反応をしないように、来客におやつをあげてもらう練習を繰り返します。警察犬になれる高い能力をもっていることを忘れずに、しっかりしつけとトレーニングを行うことが重要です。 マッサージと抜け毛の除去を兼ねて週に数回程度、ラバーブラシでブラッシングをしましょう。きれいな毛づやを保つために獣毛ブラシを使うのも一案です。シャンプーは多くても月1回程度で十分でしょう。 スキンシップを兼ねてマッサージを行うと、良いコミュニケーションになります。家族に甘えたいドーベルマンの欲求を満たすことができ、関係づくりにも役立ちます。 ドーベルマンのような大型犬は、生まれてから1年以上かけてゆっくり成長します。相当の栄養とカロリーを必要とするので、良質な総合栄養食を与えましょう。健康的な筋肉質のボディを維持するために、成犬以降もライフステージに合う総合栄養食を選ぶことが重要です。 大型犬での発症が多い股関節形成不全や肥大性心筋症のリスクがあるため、年に1回は動物病院で健康診断を受けましょう。
歴史
ドイツで生まれた文武両道の大型犬 19世紀後半に、ドイツで収税人であり犬の保護員をしていたフリードリッヒ・ルイス・ドーベルマン氏によって生み出された犬種です。保護した犬の中からロットワイラーやジャーマン・シェパード・ドッグに似た犬など、容姿や能力が優れている犬同士の交配を繰り返し、護衛犬や家庭犬として文武両道の素質をもつ犬が増えていきました。 やがてドイツ各地で警察犬として用いられるようになります。「Gendarmedogs(地方治安警察官犬)」というニックネームから、当時のドーベルマンの活躍ぶりがうかがえます。20世紀初頭には警察犬として正式に認められ、世界中に広まっていきました。